「費用も抑えることが出来、制作工数を短縮できたのがメリットです」北海道観光振興機構|ebook5導入インタビュー
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電子カタログへの取り組みは早かったと思います
北海道観光振興機構は、地域と連携し北海道観光の発展を牽引し「観光立国北海道」の実現を目的としている組織です。
Webサイトでは、日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語にて、北海道内の観光情報を総合的に掲載しています。
コンテンツの一つに「観光パンフレット」を電子カタログとして閲覧できるコーナーがあるのですが、こちらでebook5を採用させてもらいました。
私たちは2008年頃から観光パンフレットを電子カタログ化していたのですが、その頃はあまり電子カタログの観光パンフレットは見なかったような気がします。地方自治体の外郭団体としての取り組みは早かったと思いますよ(笑)
iPadでもNamaraを…
当時採用していた電子カタログは、Flash製のものでした。
見る方は簡単でしたが、作る方はなかなか手間がかかって大変だった記憶があります。
電子カタログの中でも、よく見られているものに、「Namara」という旅の情報誌があります。日本語・英語・簡体字・繁体字の4言語で、年4回発行している季刊誌です。2009年・春に創刊し、今年の秋で12号目になります。季節感のある情報誌でなかなか人気なんですよ。
2010年にiPadが発売されて数か月経った頃から「iPadでは見られないんですか?」という問い合わせが増えてきました。
Flash製なので、iPadやiPhoneでは見ることができない。それはわかっているのですが、iPadやiPhone用に電子カタログ化するには、それはそれは日数もかかれば費用がかかる・・・。さてどうしよう。
Webサイトを管理している制作会社に相談したろこと「今年の秋頃まで、ちょっと待ってください。」との答えが返ってきました。それから待つこと数ヶ月。
PCでもiPadでもiPhoneでもワンソースで電子カタログを配信できるような仕組みが完成しました。
そうなんです。実は「ebook5」開発のきっかけは私たちだったんですね(笑)
HTML5の電子カタログを水面下で開発
ebook5を開発している会社が、当機構のWebサイトを管理しているので、あたりまえのように使っていますが、実はPCでもiPadでもiPhoneでもワンソースで電子カタログを見ることができるサービスってあまりないようですね。
制作会社曰く、iPadがリリースされる前から「HTML5」という技術に着目し、ひそかにebook5の開発をすすめていたとか。
ebook5にすることで、費用も抑えることが出来、なによりも制作工数を短縮できたのがメリットです。製版データをPDFファイル化し、渡すと出来上がり!
海外のお客様に、北海道観光をPRするにはWebサイトが最適。特に、電子カタログは印刷費用も郵送費用も削減でき、便利なツールだと思います。
これからも電子カタログやWebサイト通じて、北海道観光の発展を心がけていきたいと思います。
あとがき
ebook5を開発するきっかけとも言える、北海道観光振興機構様の電子カタログ化プロジェクト。
堀口さんの言葉にもあるように、北海道観光振興機構様では早くから観光パンフレットの電子化に取り組んでいました。
が、Flash製ということでiPadやiPhoneでは見ることができない。いつか北海道観光振興機構様と同じように、ワンソースで閲覧できる電子カタロサービスを必要とするお客様が増える。そう思ったのを覚えています。
ご協力頂きました堀口様、本当にありがとうございました。
Website
http://www.visit-hokkaido.jp/
所在地
札幌市中央区北4条西4丁目1 伊藤加藤ビル
刊行物
北海道観光情報誌「Namara」「北海道ドライブまるわかりハンドブック」「宝の蔵 北海道」「そらちフットパス|ルートガイド 24市町村」他
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