スマホで見にくいPDF!iPhone・Androidからの顧客損失になるかも?
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パンフレットやカタログ、チラシなどをPDFで掲載することが多いのは何度か話して参りました。と同時に、スマートフォンではPDFが見にくい、というお話も何度か致しました。
見にくい、閲覧性が悪い、だけならともかく、それによって見込み顧客を逃している、となればいかがでしょう?
そのような機会損失にならないためにはどうしたら良いのか、今回はスマホとPDFのお話です!
スマホでPDFを見るとどうなるの?
Webサイトを閲覧中、たとえばレストランのメニューやイベントの予定表などをクリックした時、PDFが開くことがありますよね。
以前に比べて表示速度も早くなりましたし、ユーザー側のストレスは軽減されているようです。
ただ、閲覧環境を良くするためにはPDFの容量には気を使わねばなりません。
下版データそのままだと大きすぎるデータの場合は、表示されるまでに多大な時間を要してしまい、ユーザーが離脱する原因となるでしょう。
イラストレーターやインデザインなどで作成された印刷物用データだと、非常に容量が大きいため、そのままではWeb上への掲載が難しく、軽量化のための作業をしなければなりません。
PDFを軽くしたい! というお悩みは、コチラの記事で解決
PDFが重い、開かないを解決!サクッとファイルを軽くする3つの方法
上記のような方法があるとはいえ、あまりにも重いデータであれば軽くするにも限界がありますし、何より手間がかかる! というお悩みも出てきますよね。
作成側の負担を減らして、ユーザーの閲覧性も高めるには、PDF以外の選択肢を考える必要も出てきそうです。
その可能性を考える前に、iPhoneとAndroidでPDFを閲覧した時、どのような挙動になるかそれぞれ見てみましょう。
iPhoneの場合
iPhoneの場合は、オンライン上にあるPDFを開くとChromeやSafariといったブラウザ上で閲覧することが可能です。
ピンチイン・ピンチアウトで拡縮ができるため、不便さはそこまで感じないことが多くなってきたかもしれません。
但し、上記のようにPDF自体が重い場合は開くまでに時間がかかったり、通信環境によっては接続が途切れてしまうこともあります。
また、iPhoneで機能制限(ペアレンタルコントロール)をしているとPDFが表示されないこともあります。
この場合はPDFをダウンロードし、別アプリで開かなくてはならないので、Webサイトを閲覧するよりも手間がかかります。
Androidの場合
一方Android端末では、標準ブラウザがChromeとなっていますが、PDFへのリンクをクリックすると同時に本体にデータがダウンロードされます。
ブラウザ上で閲覧できるようにはなっているのですが、ダウンロードの有無を選択することはできません。
こうなると、スマホ本体のストレージにデータが溜まっていくことにもなりますし、「少しだけ確認したいが保存するほどではない」ファイルまで蓄積してしまいます。
そういった意味では、Androidユーザーの場合はPDFデータを開くことが億劫になってしまうかもしれませんね。
スマホ向き! PDFの代わりになるサービス
とはいえ、掲載する側としては、簡単に作成できるPDFデータを他のサービスに置き換えるのは勇気がいること。
しかし先ほども申し上げましたように、手間が少ないとはいえ、PDFを軽量化するのは非常に面倒な場合もあります。
PDFの画質を保ちつつ、作成者の負担も減らしたい。さらに、ユーザーが離脱しないよう表示速度も改善したい。
それならば、やはりデジタルカタログ作成サービスを利用する、という選択肢をお勧めしたいところです。
ではなぜ、PDFよりデジタルカタログを押すのでしょう? それには次のような理由があります。
デジタルカタログとPDFの違いはこんな感じ。
デジタルカタログ(電子カタログ)とPDFの違い
PDFが常に保存されてしまうスマホもある
スマホでPDFを閲覧した時、という観点で考えると、やはり一番気になるのはAndroid端末では閲覧の度にダウンロードが発生してしまうこと。
端末にもよりますが、気が付かないうちに本体の容量をどんどん圧迫していた……なんてことになり兼ねません。
アクセス解析ができない
最近ではスマートフォンでWebサイトを閲覧するユーザーが大幅に増えていますが、PDFを開いた後の挙動をアクセス解析などで知ることはできません。
Webサイトを運営している多くの方は、無料で利用できることもあり、Googleアナリティクスを導入している方も少なくないはずです。
しかし、Googleアナリティクスの基本機能では、PDFの遷移や滞在時間などを計測することはできないのです。
※イベントトラッキングを利用することで、PDFへのリンクをクリックした数を取得することは可能です。
せっかくのパンフレットやチラシなど、ユーザーに見てほしい情報であればあるほど、その反応は気になるもの。
デジタルカタログであれば、サービスにもよりますが、ほとんどの場合アクセス解析でユーザーの動向を知ることができます。
先にご紹介しましたGoogleアナリティクスなどの外部ツールとの連携ができる仕組みがあったり、独自のアクセス解析機能を持っているサービスもあります。
わたくしどもが提供しております「ebook5」のようにヒートマップでの解析ができれば、ユーザーがどこを閲覧しているのかがわかるので、今後のマーケティングにも非常に役立つかと思います。
ebook5のヒートマップ機能について
ヒートマップ機能について、少しだけ補足致します。
ebook5(ASPタイプ・ビジネス10以上)で利用できるヒートマップ解析は、計測結果をスマホ(及びタブレット)だけに絞って確認することも可能です。
PCユーザーとは異なる動きをするモバイルユーザーの興味関心を細かくチェックすることで、PDFでは知り得なかった情報を手に入れられます。
※ヒートマップ解析について詳しくはこちら
「ヒートマップ解析」がebook5に搭載。読者の注目点を可視化!
まとめ
スマホの場合、PCとはまた違った意味で、PDFに対して気にしなければならないポイントがいくつかありましたね。
もちろん、PDFも可読性は今後上がる可能性はありますが、マーケティングやユーザビリティに配慮するのであれば、選択肢のひとつとして、是非デジタルブック作成サービスをご検討いただければと思います。
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