「テキスト全文検索機能」の検索トラブルの対処方法を以下に記載いたします。
- 01.検索できるが意図しない状態になっている
- 01-1.検索対象
- 01-2.検索にヒットさせる方法
- 01-3.検索にヒットさせない方法
- 02.検索できない
- 02-1.検索機能が無効になっている
- 02-2.アウトライン化したPDFで作成している
- 02-3.画像(JPG/PNG/GIF)で作成している
検索はできるが意図しない状態になっている場合、検索させたくない文字が検索対象になっている場合があります。
検索対象をご確認のうえで、ヒットさせる/させない方法をご参照ください。
01-1.検索対象
ebook5の検索機能の対象は以下の3つです。
テキスト表示モードは『デザイン設定』画面で有効にしている場合、左側メニュー「Aa」ボタンをクリックすると切り替えが可能です。
初期設定では「Page001」等のページ番号になっています。(桁数は総ページ数によります)
『ページ設定』画面で編集をして目次として使用することができます。
ページタイトルは空白にすることも可能です。
スペースを挟んだ2つの単語が1ページ内に含まれている場合は「見つかりました」と表示されますが、1つの単語のみ該当する場合は「見つかりませんでした」と表示されます。
01-2.検索にヒットさせる方法
PDF内やページタイトルに無い文字、任意の文字をヒットさせたい場合は『ページ設定』画面から検索用のキーワードとして設定します。
カンマで区切って複数の単語を設定することが可能です。(最大128文字設定可能)
設定方法は「Q. ブック内をキーワード検索できますか?」をご参照ください。
01-3.検索にヒットさせない方法
ヒットしている文字がページタイトルの場合、『ページ設定』画面でページタイトル削除または変更することで対象から除外することが可能です。
PDF内の文字情報すべてを検索対象から除外したい場合は『デザイン設定』画面で「PDFテキストの検索」を無効にすることで可能です。
(その場合、ページタイトル/キーワードは検索が可能)
全く検索ができない場合、以下の3つの可能性があります。
02-1.検索機能が無効になっている
『デザイン設定』画面の「PDFテキストの検索」が無効になっていると、「ページタイトル」「キーワード」は検索できますが、PDF内の文字が検索できません。
事前に「PDFテキストの検索」が有効になっているかご確認ください。
02-2.アウトライン化したPDFで作成している
アウトライン化している状態とは、文字情報を画像へ変換している状態です。
ファイルを開く端末(PC)のフォントのインストール状況に左右されずにPDFのデザインを再現するために行う作業なのですが、アウトラインがとられているPDFから作成されたブックは、テキスト情報が検出できないため全文検索機能を利用することができません。
テキスト全文検索を使用するには未アウトライン状態のPDFからブックを作成する必要があります。
アウトライン化されている場合、文字として認識できないためコピー&ペーストができません。
02-3.画像(JPG/PNG/GIF)で作成している
ebook5は画像データからもブックを作成することができます。
上記のアウトライン化されたPDFと同様に画像データにはテキスト情報が含まれていないため、テキスト全文検索機能を利用することができません。