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ストレス軽減に!心のデトックス、静寂を楽しむ「坐禅」のすすめ

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こんにちは。
いよいよ暖かくなり、春の訪れを感じる季節になりました。
晴れの日が増えてくると何か新しいことを始めたくなりますね。
私は先日坐禅会に参加いたしました。

坐禅には、心を落ち着かせ、整理することで、創造力を引き出してくれたり、
ストレスを軽減するなどのメリットがあります。
それではご紹介致します。

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私が参加した成願寺は、東京都中野区にある中野坂上駅から徒歩5分にあります。
右に見える大きな看板が目印です。
成願寺では毎週金曜日に坐禅会が行われています。

坐禅を行う宗派では臨済宗曹洞宗がありますが、
『臨済宗』の坐禅は看話禅(公案と呼ばれる臨済宗に伝わる悟りを開くための質問を考えながら坐る坐禅)といい、有名な人物に「一休さん」でおなじみの一休禅師がおります。
一休さんが「とんち」により無理難題を解決するエピソードは江戸時代に作られた逸話と言われていますが、そうした矛盾に満ちた問いに坐禅中に取り組み、悟りの道へと到達していきます。

『曹洞宗』の坐禅は黙照禅(心を無にして黙々と坐る坐禅)としています。
悟りをめざして坐禅をするのではなく、坐禅の姿そのものが悟りの姿であると教えます。
何かを得ようとして、あるいは何かを悟ろうとして坐禅をするのではなく、
人間には本来、仏としての性質がその備わっているのだから、
ひたすらにすわるだけでよい。という考え方です。
私が体験したのは曹洞宗の坐禅でした。

坐禅を行う前に。
服装は素足になりやすい格好で(両足を組むときに足がすべり落ちないように)
初回は20分、2回目以降は40分〜60分坐禅を行いますので、締め付けないような服装がベストです。
はじめての方は、本堂に入る前に、
禅の心得から坐蒲(坐禅用の座蒲団)の持ち方・座り方、本堂への入り方
目線・口元・手の形といった本格的な作法まで、
坐禅の正しい知識などの講義を30分程行います。
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参加者はご年配の方が多いと想像しておりましたが、
小学校低学年くらいのお子様や20代の女性などもおり、
老若男女幅広い年齢の方がいらっしゃっていました。
私が参加したときは、初めての方が4名で総勢20名程でした。
最初は作法の細かさに驚いてしまいましたが、
教え方がとても丁寧&しおりがわかりやすいため心配は無用です。
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いよいよ本堂へ。
本堂では、初心者の方は20分 経験者の方は40分〜60分ほど壁に向かい坐禅をします。
坐り方は、両足を交差させて反対の太ももの上に足裏を乗せて組んで座る結跏趺坐(けっかふざ)か両足を重ねる座り方の半跏趺坐(はんかふざ)で。
足のしびれは私は若干感じましたが、坐禅終了後は左右に揺振したり、
ゆるやかに戻していきますので、立ち上がるときには、しびれは回復していました。
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坐禅というと、無心になる必要がある、
そしてそれはとても難しいことと思いがちですが、
思い浮かぶことに対して追求をせず、ただ受け流していくと
次第に心が整っていき、そのときに短い時間の中でもすっと雑音が聞こえなくなる瞬間がありました。

坐禅会終了後
お茶とお菓子を頂いた後は経典を学んだり説法を聞きます。(週により異なり写経をする週もあるそうです。)
坐禅は向かい合える壁さえあれば自宅でも取り組めますが、
お寺で厳かに行われる坐禅会は、意識的に日常の喧噪から離れることができます。
ぜひ体験して頂ければと思います。
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曹洞禅 多宝山 成願寺(じょうがんじ)
【住 所】 東京都中野区本町2-26-6
【電 話】 03~3372~2711
http://www.nakanojouganji.jp/
毎週金曜日18時30分〜(初めての方は18時20分から)
参加費: 1,000円/月 初回は体験ということで参加費は不要です。

(参照:東京都内で座禅が出来るお寺まとめ)


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若狭 寛子

若狭 寛子Writer

ライター/ヨガインストラクター/Webデザイナー
ストレッチ、マッサージなどのボディメイクに関連する記事や海外のカルチャーの違いなどをご紹介していきたいと思います。

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