この冬取り入れたいアイテム、スコットランドの職人が織り成す“ハリスツイード”!
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2010年で創設100周年を迎えたスコットランド生まれの“ハリスツイード”。近年ではブランドやテーラーが再注目し、その人気は加速。今年はしまむらでもハリスツイードとのコラボレーションアイテムをリリースし、低価格で買えるハリスツイードアイテムとして大人気となっています。
※トップ画像クレジット:
© Baronb – Fotolia.com http://jp.fotolia.com/id/42956760
(出典:http://www.shimamura.gr.jp/shimamura/sp/harristweed/)
またNEWYORKER BY KEITA MARUYAMAでもカジュアルジャケットにハリスツイードを使用。ハリスツイードの生地により、程よくカジュアル感を演出してくれるのでどんなシーンでも幅広く着こなせるアイテムとなっています。
(出典:http://ny-keitamaruyama.com/)
ハリスツイードのジャケットは決まりすぎず、TPOを選ばず、冬のファッションに活躍しそうです。
そのハリスツイードの秘密について迫ってみることにしました。
(出典:http://en.wikipedia.org/wiki/Harris_Tweed)
(出典:http://www.craftscotland.org/craft-news/news-article.html?document_id=1427)
ハリスツイードはスコットランド北西部の島、ハリス&ルイス島の島民によって最初は厳しい寒さを凌ぐための作業着として羊毛を用いて作られたが始まりです。大規模生地メーカーとは違って、職人が人力織機で丁寧に織った美しいツイード模様が特徴です。ハリスツイード協会によって認められたものだけがブランドを名乗ることが出来るようです。
ところでこのハリスツイードのロゴ、どこかで見たことあるような気がしませんか?
そう、あの世界的に有名なブランド、ビビアンウエストウッド(Vivienne Westwood)のロゴととても似ているんですね。
何故ここまでブランドのロゴが似ているかというと、どちらのブランドもイギリス王室の標章であるオーブを用いてデザインされたものだったからです。
品質を英国王室に認められたハリスツイードは標章にダンモア伯爵家の家紋であるマルチーズ・クロスを組み合わせて使用し、その一方、ビビアンウエストウッドは伝統を意味するオーブに未来を意味する天体をかけ「伝統をもって未来を創る」というブランドメッセージを表しているものとなっています。
ブランドロゴが似ている訳はこういう背景があったのですね。
ハリスツイードのツイード生地製作過程が見ることのできるムービーがありましたので是非見てみてください。
ハリスツイードを巡る旅
(出典:http://vimeo.com/38326171)
島の伝統を継承し、今も昔と変わらない品質を100年以上も守る続けているハリスツイード。スコットランドの職人が丁寧に織っているなんてなんだかいいですよね。寒くなるこの冬、ハリスツイードを冬のファッションに取り入れてあったかコーデいかがでしょうか。
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