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作り方・コツ

ストックフォト素材でWebやブログの魅力的なアイキャッチ画像を作成

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こんにちは。皆さんはストックフォトサービスを利用されたことがありますか? グラフィックやWeb制作など、プロのクリエイターにとって欠かせないストックフォトですが、実は手続きや費用の面でも気軽に利用することができるのです。今回はストックフォトサービスのフォトリアさんで画像素材を入手して、ブログやWebサイトの記事で人の目を引くアイキャッチ画像を作ってみたいと思います。

※トップ画像クレジット:
© Sergey Nivens – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/68005310

1.そもそも、ストックフォトって何?

無料のイラストや写真などの素材を公開しているサイトは国内外にたくさんあるのですが、有料のストックフォトサービスには、やはり無料素材にはない便利さや魅力があります。

分かりやすい例をご紹介します。

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© ayusloth – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/62885910

険しい自然の表情を見せる富士山頂の写真。
こうした写真を企業のWebサイトのトップに使いたい場合、プロのフォトグラファーを雇って現地ロケを行ったりすると膨大なコストや時間がかかってしまいます。
ストックフォトサービスを使えば、はるかに安価で素早く富士山の写真を入手することができますし、同じ「富士山」のテーマだけでも膨大な収録点数があるので、イメージにぴったりの写真が見つかる可能性も比較的高いといえます。また、欲しい画像のイメージに沿って検索結果を絞り込んでいく機能が充実しているのも特徴の一つです。

もうひとつの例を見てみましょう。

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© naka – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/67539276

モデルの写真は、人の目を引きつけるのに効果的です。この写真のように背景が真っ白だと、文字や情報を載せたり切り抜いたりといった加工にも便利です。
また、写っているモデルの肖像権についての許諾をクリアしている写真もたくさんあり、ビジネス用途でも安心して使うことができるのが魅力といえます。こうしたことから、ストックフォトのモデル写真は、商品紹介ページやバナー広告など、たくさんの活用例が見られます。

今回利用するフォトリアさんは、3000万点以上(2014年8月現在)のコレクションを揃えている上に、日本だけでなく世界各国のクリエイターによる幅広いテイストの作品が利用できます。小さなサイズなら1点あたり数百円と、リーズナブルな価格設定も魅力です。

2. 画像を検索する

まずはフォトリアさんのサイトへ行って、画像を検索してみましょう。

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とりあえず、検索窓にキーワードを入れてボタンをクリックすると、候補作品がズラリと表示されます。

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ただ、シンプルなキーワードで検索しただけでは結果の表示件数が多すぎて、画像を見るだけでもかなり時間がかかってしまいますので、左側の絞り込みメニューを使ってみましょう。
人物の有無、縦長か横長か、白バック限定といった絞込機能を使って、効率的に画像を探すことができます。

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気になる画像をお気に入りに登録しておいて、あとでじっくり見られる「ライトボックス」機能も便利です。

3. 画像を手に入れる

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購入したい素材が決まったら、ネットショッピングと同じような要領で「カートに追加」をクリックしましょう。

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次に、素材の使用目的にあわせてサイズを選択します。
サイズの大小によって価格が変わります。今回はブログやWebサイトのアイキャッチ画像を想定しますので、小さめのMサイズで大丈夫ですね。

ただ、購入価格が円単位ではなく「クレジット」になっています。
ここでいうクレジットとは、フォトリア内で使える通貨のことで、素材を入手するにはあらかじめクレジットを購入しておく必要があります。

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これがクレジットの購入画面です。まとめてたくさん購入するほどお得になる仕組み。
最小単位の10クレジット購入の場合、1クレジットあたり185円相当と考えることができます。

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決済が完了すると、素材のダウンロードが可能になります。
ダウンロード画面では、コピーライトの情報も表示されます。
コピーライトは、書籍・雑誌、Webや新聞・テレビなどのニュース報道といった用途で使用する場合は必ず掲載しなければなりませんが、Webデザインの素材やブログなどのアイキャッチに使う場合は、必須ではありません。

(当ブログでは、作品を使わせていただいたクリエイターに敬意を表し、コピーライトを掲載することにします)

さて、実際にいくつかの画像素材を入手して、アイキャッチ画像を作ってみました。

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© naka – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/68214825

悩むビジネスウーマンの写真。とても分かりやすく、イメージを作りやすそうですね。
白い背景なので文字などを載せるのにも便利そうです。

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左上のスペースに文字を入れてみました。いかがでしょう?
こうした使い勝手を考慮して撮影された写真がたくさん利用できる点も、ストックフォトの良いところだと思います。

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© Sergey Nivens – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/68657374

もうひとつ、作ってみましょう。こちらの作品、ビジネス関連の記事のアイキャッチに使えそうですね。

Partnership concept

こんな風に、特集記事の扉ページ的なアイキャッチ画像にしてみました。目を引くモチーフが2つある作品なので、「2つ」という言葉にストレートに結び付けられるのです。

このように、インパクトのある作品であれば文字を乗せるくらいの簡単な加工で、十分効果的なアイキャッチ画像にできそうですし、記事のテーマに合っている絵柄なら、そのまま掲載するだけでも良いかも知れませんね。

今回の記事のトップ画像も、フォトリアさんで見つけた素材で作成しました。

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© Sergey Nivens – Fotolia.com
http://jp.fotolia.com/id/68005310

摩天楼を背景に、女性が巨大なテロップを抱えた写真。テロップの白地に何を入れるかによって、さまざまな用途に使えそうです。

いかがでしたでしょうか?
一定の予算は必要ですが、便利な素材を手に入れるには最適のストックフォト。
今後も、その活用方法や気になる権利関係など、さまざまな切り口でご紹介していきたいと思います!

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佐藤勝

佐藤 勝Writer

ライター/編集者/何でも屋。Web、デザイン、映像、アート、観光などの記事執筆や、企業・団体のコンテンツ制作など、色々やらせていただいております。 INSPIでは、生活やビジネスに役立つものづくりの情報から、面白スポットやまちづくりまで、さまざまなテーマの記事をお届けします。
http://lamp-creative.com/

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