ニューヨークで出会ったカフェ&バーの内装&空間づくりをチェック。
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こんにちは。今回はちょっと一息ついて、ニューヨークのカフェの話題です。今年の春から夏にかけて2度訪問したニューヨークで立ち寄ったカフェの内装や雰囲気をご紹介します。カフェやバー、レストランの空間づくりの参考にしていただければと思います。
全面アンティークの世界観
おしゃれでクリエイティブな店がたくさん集まるマンハッタン・ソーホー地区にあるカフェ・レストラン「Antique Garage」。ひときわ目を引くシャンデリアをはじめ、大小さまざまなミラーや時計、絵画作品、レジスターなど、名前の通りさまざまなアンティークで埋め尽くされています。
建物の外側だけでなく、内側の壁もレンガになっているので、数多くのアンティークとあいまって、どこか中世を感じさせる世界観を演出していますね。
気分はまるで大陸横断バス
先日の記事でご紹介した、ブルックリンの人気スポット、ウイリアムズバーグにある「Cafe de la Esquina」は、アメリカ大陸を走る長距離バスのようなデザイン。Googleストリートビューで見ていただくと、シルバーメタリックのアメリカらしい外観が感じ取れるのではと思います。
天井もカウンターも壁も、手前から奥までまっすぐにつながるラインで構成されています。シートもちょっとレトロな乗り物のような雰囲気。特に、天井の間接照明のデザインが、バスの内装らしいデザインですね。お酒に酔いながら、どこか遠くへ旅行しているような気分になる空間です。
クリエイターたちが集う文化サロン
同じくブルックリンのパークスロープエリアにある「Tea Lounge」。ここは机も椅子もバラバラのものを寄せ集めた印象で、かなりアバウトな空間づくりなのですが、ここはブルックリンを拠点に活動するクリエイターやアーティストがやってきて、仕事や打ち合わせなどで時間を過ごすお店。フードもドリンクもキャッシュオンデリバリーで気軽に利用できて、誰もが思い思いに過ごせる場所です。
カウンター側は全面が黒板になっていて、全てのメニューと価格がここに書かれています。もう一方の壁面は、おそらくこのあたりで活躍するアーティストの絵画作品でしょう。クリエイターたちに出会いと憩いの場を提供する、気負わない空間づくりといったところですね。
光るシートと夜景にうっとり
こちらはマンハッタンのサウス・ストリート・シーポート地区にある、「Beekman Beer Garden Beach Club」。イーストリバーに面した敷地に作られた人工ビーチから、ブルックリン橋の夜景を楽しめる、ロケーション抜群のバーです。光るシートは樹脂製で、座ってみると少し「あったかいな…」感じる程度。美しい夜景とあいまって、いかにも気分が盛り上がりそうな空間です。
このシート、どこで手に入るのか分かりませんが、ロケーションの良いオープンテラスに設置したら、きっと人気スポットになるのではと思います。
ちょっと個性的なカフェに絞ってご紹介させていただきましたが、空間づくりの参考にしていただくのはもちろん、もしニューヨークを訪れる機会がありましたら、ぜひ実際のお店を訪れて、雰囲気を感じ取ってみていただければと思います。
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