年始の挨拶の品につける熨斗(のし)を、ワードで印刷する方法
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こんにちは。ちょっと気の早い話ですが、年明けの仕事始めは「年始のあいさつ回り」という方も多いのではないでしょうか。年始のあいさつの品物につける熨斗(のし)、実はWordを使って簡単に作ることができます。今回はその方法をご紹介したいと思います。
熨斗を簡単に作るためには、やはりテンプレートを使います。ティービー株式会社さんが運営する、テンプレートのダウンロードサービス「テンプレートBANK」で、さまざまな熨斗のWord用テンプレートを手に入れることができます(ダウンロードには会員登録が必要ですが、利用は無料です)。
今回は、あらかじめ「年賀」と表書きの入ったテンプレートを使用してみましょう。
会員登録を済ませてログインすると、A4、B5、B4などのサイズを選んで、テンプレートをダウンロードできるようになります。
ダウンロードしたテンプレートをWordで開きます。
蝶結びの下の部分に、社名や氏名を入れるテキストボックスがすでに用意されています。
さっそく、社名を入れてみましたが、デフォルトのフォント「MS明朝」では雰囲気が出ませんね。「DFP行書体」あたりに変更してみましょう。
筆字の表書きが完成しました。あとはプリンターで印刷するだけ。簡単ですね。
「テンプレートBANK」では、一般的な紅白の蝶結び以外にも、紅白結び切り、赤帽、黒白結び切りなど、さまざまなタイプの水引きが選べますし、表書き入りのテンプレートも、内祝、出産祝、就職祝、開業祝など、年始の挨拶以外でもさまざまな場面で利用できそうです。
以上がWordを使った熨斗の作り方ですが、さらに簡単な方法が。
熨斗をブラウザ上で作成できる無料サービス「のし無料」というサービスを利用させてもらいます。
まず、水引きの種類を選んで、チェックを入れます。
次に、表書きの字体を選びます。なかでも、「青柳衡山 草書」はかなり達筆で風格がありますね。これを選んでみましょう。その下の欄には、社名や氏名などを入力します。
表書きの種類も豊富です。こちらも、年始の挨拶以外にさまざまな用途で利用できそうですね。
[のしを作成]ボタンをクリックすると、デザイン見本が出てきますので、[この熨斗紙(のしがみ)を開く]をクリックすると、作成した熨斗がPDF形式で生成されます。
あとはブラウザのメニューでPDFを保存し、プリントアウトするだけです。
「のし無料」のサービスは、無料で利用でき会員登録も不要。ですが、水引きの端の方にクレジットとURLが入るようになっています(有料版はクレジット・URLなしで利用できるそうです)。PCのインターネットブラウザとプリンタさえあれば、とっさの作業で熨斗が作成できてしまいますね。
以上、新年の挨拶の品物に使う熨斗を簡単に作る方法をご紹介しました。あまり時間をかけずに、きれいに仕上げて使っていただければと思います!
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