あの有名ブランドのコレクションが間近に。NYのチャイナタウンで中国系アメリカ人デザイナーの展覧会
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こんにちは。いま、私はニューヨークに来ています。約2週間滞在の予定ですので、しばらくの間、ここニューヨークから、アートやデザイン、カルチャー、インテリアなど、さまざまな話題をお届けしたいと思います。まずは、ファッションの話題から。中国系アメリカ人デザイナーの仕事をまとめて見られる展示会が、「Museum of Chinese in America」(在米華人美術館、以下MOCA)で開かれています。
1980年に開館したこの美術館は、チャイニーズアメリカンの歩んできた歴史や、彼らの育んできた文化を後世に伝え広めることを目的とした施設ですが、今年の大型企画展として、「FRONT ROW Chinese American Designers」(チャイニーズアメリカンデザイナーの最前線)を開催。世界で活躍するデザイナーたちの作品や映像をまとめて見ることができます。
お目当ての美術館は、チャイナタウンのあるカナル・ストリートが最寄り駅。中国料理で腹ごしらえをしてから、MOCAに向います。
入場料は大人10ドル。ミシェル・オバマ大統領夫人のドレスを仕立てたジェイソン・ウーをはじめ、デレク・ラム、フィリップ・リム、ヴィヴィアン・タム、アナスイなど、そうそうたる面々です。
展示室の液晶テレビでは、デザイナーのインタビュー動画を視聴できます。日本語字幕はありませんので、英語を頑張って聞く感じですが…
こうしてまとめて見ると、チャイニーズアメリカンのデザイナーが世界のファッション界に与えた影響の大きさを感じ取ることができそうです。中国らしい雰囲気を感じられる作品から、ちょっと未来感覚なものまで、文字通り最前線のファッションに触れられる展覧会でした。12月1日まで長期開催していますので、ファッションに興味のある方は立ち寄られてはいかがでしょうか。
同館で併設の展示「Shanghai Glamour: New Women」では、1910年〜40年代の上海のレディースファッションを特集。こちらも覗いてみるとよいでしょう。
■Museum of Chinese in America(MOCA)
215 Centre Street, New York
(地下鉄カナル・ストリート駅から徒歩)
11:00〜18:00開館(木曜日は21:00まで)、月曜休館
http://www.mocanyc.org/
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