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ハンドメイド作家として活動したい方へ!経験者が語る8つのポイント

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バッグやアクセサリー、インテリア、アート作品などを販売して、作家として活動したいと考えている方は、実際にインターネットの販売サイトや、販売イベントへの参加などを検討されていると思います。実際に販売サイトを利用して作品を販売している筆者の経験から、上手に販売して活動していくためのポイントをまとめてご紹介します。

※トップ画像クレジット:
© beeboys- Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/115766902

服や雑貨だけじゃない!? 現在はお菓子やパンも販売可能

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ハンドメイド作品として販売する商品の分野はさまざま。自分の得意分野を活かせば、誰でも気軽に自分の作ったものを売ることができます。
現在のインターネット販売サイトでは、アクセサリー、ファッション小物、雑貨、食器、家具などの分野に加え、手作りのお菓子やパンといったフード商品まで売ることができます(但し、食品販売の営業許可が必要になります。最寄りの保健所に問い合わせるか、販売サイトで必要な手続きを確認しましょう)。
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(出典:https://www.creema.jp/

今までお菓子作りは家庭で作るだけの範囲だった方も、この機会にマーケットに挑戦してみてはいかがでしょう?

ハンドメイドサイトを上手に利用する

実際に作品を販売したいなら、全国各地で開かれている販売イベントに参加するのも良いのですが、ハンドメイド作品の販売サイトに登録して商品を展開すれば、恒常的に「販売状態」にすることができます。作品が売れると手数料などが差し引かれたりしますが、まず最初はこうしたサイトで販売してみて、作品に対するユーザーの反応を知るところから始めるのをおすすめします。

いろんな販売サイトがありますが、筆者が利用しているのはCreemaです。
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(出典:https://www.creema.jp/

実際に使ってみて良かった点は、サイト自体がクリーンな雰囲気でデザインに無駄がなく洗練されていること。サイトのデザインがいいと、商品写真の魅力もより伝わりやすいと思います。
また、Creemaは、ハンドメイドサイトの中でも商品の価格帯が高めで、個人でも比較的、利益を出しやすいと感じています。

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(出典:https://www.creema.jp/

また、Creemaの運営は積極的で、東京や大阪など各都市で展示販売イベントを開催し、登録クリエイターに案内をしてくれます(希望すれば参加申し込みできます)。東京ではルミネ新宿に内に常設の店舗もあり、リアルな売場での販売に挑戦することも可能なのです。

今年7月にはCreema中国語版(http://tw.creema.net)もリリースされ、台湾・香港エリアからも作品の購入・出品が可能になり、アジア地域のユーザーとの接点もできました。こうした販売サイトの機能やイベントなどを上手に利用して、自分の作品をより多くの人に見てもらえる機会をたくさん作っていきましょう!

悩ましい価格設定。価格帯を分けて狙いを明確に

ハンドメイド作家の悩みの一つとして商品の価格設定は考えてしまいますよね。商品に対する思い入れはもちろん、制作にかかった時間や、商品自体の制作費も考慮して設定しなくてはなりません。

「安いから売れる」ということでもなく、安い値段設定をしたために逆に商品価値を下げてしまうこともあります。
価格帯を三つの分野に分け、「手に取りやすい安めの価格帯の商品」、「売りたい価格帯となる主要商品」、「お客の目をひく魅力的なビジュアルを追求した、高め設定の商品」と、狙いをはっきりさせるのがいいでしょう。

顧客の傾向を分析しよう。お礼状を兼ねたアンケートも◎

販売サイトで作品が売れたら、どんな人が実際に商品を購入してくれたのか、お客様の傾向をつかむことも大切です。購入してくれたお客様リストを作成して、購入のお礼をかねて連絡し、商品の使用感のアンケートをとってみるのも良いでしょう。

次回の購入に繋がるように、割引クーポンを載せたアンケートハガキを商品に同封するか、個別に送るといった方法もいいと思います。

商品を魅力的に撮影しよう

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© hanack- Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/114468332

個人の方でも、インスタグラムやSNSで写真を撮る機会は多いもの。ハンドメイド作家として活動している人にとって、いかに魅力的な商品写真でアピールするかということは重要なポイントとなってきます。

商品をより魅力的に見せるには、いろいろな方法があります。
例えば、女性向けにやわらかい印象をアピールしたい場合は、実際に目で見た感覚よりも明るさを上げ、白っぽく写す、といった具合です。

●当ブログの記事「時間がなくても、料理の写真をストロボで簡単・きれいに撮影する方法」も参考にして下さい。

また、商品を実際に使うシーン想像させるように、背景作りを演出することも大切です。アイテムによっては実際に身につけているところを紹介すると、購入してもらえる可能性が高まりますよ。

良質なレビューを獲得するために

販売サイトには、商品を購入してくれたお客様がレビューを投稿する機能があります。
このレビュー投稿は次のお客様に繋がる大切なものです。一回一回の取引を大切にすることを心がけましょう!

良質なレビューを得るためには、入金から発送まで迅速で丁寧な対応はもちろんですが、商品発送時に直筆のレターを添えると、さらに効果的です。
ひと言レターで構わないので、作家としての想いや感謝を書き添えると、レビューで商品の感想を返してくれる可能性も高まります。レターの内容は、商品のオススメポイントや、お客様に対する気遣いでもいいと思います。

商品パッケージにも、可能な限りこだわりたい

ハンドメイド商品とはいえ、パッケージにもこだわりたいところです。個人で活動している方にとっては、パッケージ費用は安いものではないですが、商品が送られてきた時の第一印象が決まる重要なものでもあります。
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© beeboys- Fotolia.com https://jp.fotolia.com/id/119734098
パッケージがちゃんとしているものだと、信頼感にもつながり、「また購入してみたいな」と思ってもらえるきっかけにもなります。また、商品ラインナップの冊子やフライヤーなどを同封するのも効果的です。

作家の人柄、オンリーワンの魅力が決め手?

実際に3年ほどハンドメイド作品を販売して、おかげさまで作品を買って下さる方、リピートして下さる方も増えてきました。実際に活動してみて分かった大切なポイントのなかでもお伝えしたいのは、ハンドメイド作品の魅力は「その人しかから買えない」オンリーワンの感覚である点です。

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商品自体も、市場には出回っていない独自の魅力があることに加え、「その人から買いたい」と思わせるストーリーが大切な要素になっています。
販売サイトでのプロフィールページには、個人的に興味を持ってもらえたり、親近感を持ってもらえるよう、あなたの人柄や個性が伝わるような文章や画像を盛り込んでいくと、ユーザーとのコミュニケーションの機会もきっと増えると思います。


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田中 夏実

田中 夏実Writer

デザイナー、旅行(特にNY)、映画好き。 DIY、デザイン、ファッションや海外のクリエイティブ事情を 幅広くご紹介していきたいと思います。

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